2024年8月21日に各種プラットフォームでリリースされた経営シミュレーションゲーム 『Discounty(ディスカウンティ)』 をレビューします。
本作は開発元より事前に提供いただいたキーを使用し、Steam版をプレイして執筆しています。
ディスカウンティは、スーパーマーケット経営と町の人々との交流、そしてストーリー要素が融合したリラックスして遊べる経営シミュレーションゲームです。
ディスカウンティってどんなゲーム?
ひょんなことから主人公は叔母のスーパーマーケットを引き継ぐことになります。
プレイヤーは店を経営しながら、
- 町の住民と関係を築く
- 業者と取引契約を結ぶ
- 店舗を拡張・発展させる
- 新たな商品を取り扱う
といった経営活動を行い、町一番のスーパーを目指していきます。
しかし本作は単なる経営ゲームではありません。町には不気味な霧や怪しい影の存在など、物語の裏に隠された謎も存在しており、探索や住民との会話を通じて新たなミッションが解放されていきます。
経営とストーリーが並行して進んでいく点が大きな特徴です。
ゲーム内の1日の流れ
1日は朝6時からスタートし、9時になると自動的にお店が開店します。それまでの時間に営業準備を整えていきます。
開店前の準備
開店前にやることは多く、
- 商品の仕入れ
- 在庫チェック
- 商品の補充
- デイリー・ウィークリーチャレンジ確認
などを行います。
商品の仕入れはバックヤードのパソコンから注文するものと、業者から直接仕入れるものの2種類があります。商品によっては仕入れ可能な曜日や数量制限もあるため、在庫管理が重要になります。
お店をオープン
9時になると営業開始。お客さんが来店し、商品を手に取りレジへ並びます。
レジ打ちは、商品価格と個数を自分で入力する方式で、慣れるまでは少し忙しく感じるかもしれません。
営業中は、
- 商品補充
- 清掃
- レジ対応
- 接客
を同時にこなす必要があり、適度な忙しさが続きます。
閉店後の過ごし方
17時になると閉店し、その日の売上や満足度が発表されます。この結果は翌日の客足にも影響します。
閉店後は、
- 商品補充や清掃
- 町の探索
- 住民との会話
- 業者との契約交渉
などを行えます。イベントやストーリーは町を探索することで進行するため、閉店後の時間も重要です。
良かったポイント
経営とストーリーのバランスが絶妙
1日の流れは基本的に同じですが、ストーリーイベントが自然に経営パートに入り込み、作業感が強くなりません。
経営ゲームでありがちな単調さを感じることなく、次の日、次の日と遊び続けたくなる設計になっています。
キャラクターの動きや街の演出がかわいい
キャラクターの動きがコミカルで、走り方や街の住民の動きにも細かい演出があります。
道路に飛び出すと車にクラクションを鳴らされたり、通行の邪魔をすると渋滞が起きたりと、細かな表現も楽しめます。
日本語翻訳が自然
ストーリー重視のゲームにおいて翻訳品質は重要ですが、日本語訳は非常に自然で理解しやすい内容になっています。
丁寧なチュートリアル
新しい要素が追加されるたびに丁寧な説明が入るため、経営ゲーム初心者でも安心して遊べます。序盤で失敗してやり直したくなるようなストレスも感じませんでした。
改善してほしい点
ゲーム内容には満足していますが、いくつか気になる点もありました。
・営業時間外の時間経過が少し早く感じる
・テキストサイズが小さく、長文は見切れることがある
・レジ画面表示中に店内の様子が見えづらい
・ポケットがいっぱいだとアイテムを持ったまま移動する必要がある
特にUI面は今後のアップデートで改善されるとさらに遊びやすくなりそうです。
総評|経営ゲームが苦手な人にもおすすめできる一本
ディスカウンティは、
- 経営ゲームが好きな人
- ストーリーも楽しみたい人
- 作業だけの経営に飽きてしまった人
に特におすすめできる作品です。
店舗運営の忙しさも適度で、「あともう少しだけ遊びたい」と思える絶妙なゲームバランスになっています。
現在はデモ版も配信されているため、気になる方はぜひ一度遊んでみてください。


